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シェパードあるある20選|飼い主なら共感必至!日常のリアルな本音

シェパード

シェパードを飼いたいと憧れているけれど、実際の生活がどうなるか想像できず不安を感じていませんか。

警察犬や軍用犬として活躍する凛々しいイメージが強いシェパードですが、家庭で飼うとなると、そのイメージとはまったく異なる一面が見えてきます。

飼育書には載っていない生の声、予想外のエピソード、愛おしいけれど正直キツイ瞬間。

この記事では、シェパードの飼い主だけが知るリアルな日常を、20個のあるあるとしてまとめました。

かっこいいだけでは済まない、泥臭い現実を知ることが、後悔しない飼育の第一歩です。

  • 警察犬のイメージとは真逆の甘えん坊な性格や日常行動
  • 抜け毛、散歩、力の強さなど飼育で直面する具体的な困りごと
  • 賃貸探し、医療費、老犬介護など飼い主が抱える本音の悩み
  • シェパードを最後まで責任を持って飼うために必要な覚悟
  1. シェパードあるある【性格・行動編】|意外すぎる素顔に驚く
    1. 警察犬なのに実は甘えん坊…飼い主にべったり
    2. 家族への忠誠心が強すぎて他人を警戒しまくる
    3. 知能が高すぎて飼い主の行動を先読みしてくる
    4. 子犬時代は怖いもの知らず…本能むき出しで突進
    5. 寝るときの安心しきった顔とのギャップがたまらない
    6. 遊びたいアピールが激しい…おもちゃを持ってくる執念
  2. シェパードあるある【飼育・生活編】|日常の困りごと全部盛り
    1. 抜け毛が尋常じゃない…掃除機は毎日必須
    2. 力が強すぎて散歩で引きずられそうになる
    3. 運動量が半端ない…1日2時間の散歩でも足りない
    4. 体が大きすぎて車の後部座席がパンパン
    5. 食費がかさむ…1ヶ月のフード代が軽く1万円超え
    6. 警戒心から宅配便の度に吠える…ご近所への申し訳なさ
    7. トリミング代が高い…大型犬料金で毎回驚く
    8. 夏場のエアコン代がバカにならない…熱中症が怖い
  3. シェパードあるある【飼い主の本音編】|愛おしいけど正直キツイ瞬間
    1. 旅行に行けない…ペットホテルも大型犬NGが多い
    2. 病気の治療費が高額…体が大きいと薬代も倍
    3. 老犬介護の覚悟…30kg超えの寝たきりを想像すると不安
    4. 賃貸探しが地獄…大型犬OKの物件がほぼない
    5. 他人から怖がられる…危険な犬と決めつけられる辛さ
    6. 寿命が短い…10年前後で別れが来る覚悟
  4. それでもシェパードを飼う価値はある|後悔しない覚悟の決め方
    1. あるあるを全部受け入れられるか自問自答してみる
    2. シェパードは飼いやすい犬ではない…それでもいいか
    3. 経済的・体力的・時間的余裕があるかチェック
    4. 最後まで責任を持てるか…この問いにYESと言えるなら
  5. シェパードと暮らす覚悟を決めたあなたへ…本音で伝える15のメッセージ

シェパードあるある【性格・行動編】|意外すぎる素顔に驚く

警察犬なのに実は甘えん坊…飼い主にべったり

シェパードの最大の特徴は、外では凛々しい警察犬、家では甘えん坊将軍という二面性です。

多くの飼い主が驚くのは、30キロを超える巨体で幼児のように甘えてくる姿です。

実際の飼い主の証言によれば、寝る前に飼い主がトントンと寝かしつけをしないと眠れない個体も存在します。

これは単なる習慣ではなく、シェパードという犬種が持つハンドラーへの絶対的指向性に由来する行動です。

常に飼い主を追いかける「ストーカー化」

シェパードは遺伝的に人間と協働作業を行うよう改良されてきたため、常に人間の視線や存在を確認しようとする本能が強いのです。

その結果、家庭犬として飼育された場合、以下のような行動が頻発します。

  • トイレやお風呂までついてくる
  • 飼い主の姿が見えないと不安で鳴く
  • 常に体の一部を飼い主にくっつけている
  • 別の部屋に行くと必ず追いかけてくる

この行動は分離不安の傾向とも関連しており、留守番時にストレスを感じやすい犬種でもあります。

警察犬として凛々しく働く姿からは想像もつかない、甘えん坊な一面がシェパードの大きな魅力です。

家族への忠誠心が強すぎて他人を警戒しまくる

シェパードの防衛本能は、家族と外部を明確に区別します。

家族に対しては無防備な腹を見せて甘える一方で、一度テリトリーに侵入する部外者を感知すると、瞬時に警備モードへ移行します。

宅配便の配達員が来るたびに低音で吠える、来客時には家族の後ろに立って監視する、散歩中に知らない人が近づくと体を硬直させるといった行動は日常茶飯事です。

このギャップこそが飼い主にとっての最大の魅力であり、同時に社会的トラブルのリスク要因ともなります。

警戒心は攻撃性ではなく観察力

シェパードの警戒心は攻撃性と混同されがちですが、本質的には観察と判断のプロセスです。

彼らは侵入者を即座に攻撃するのではなく、まず観察し、飼い主の反応を確認してから行動します。

ただし、社会化不足の個体や飼い主が緊張状態にある場合、その警戒心は過剰な防御反応として現れることがあります。

家族への忠誠心の高さは、シェパードの最大の長所であり、同時に適切な社会化トレーニングが必須である理由でもあります。

知能が高すぎて飼い主の行動を先読みしてくる

スタンレー・コレン博士の犬種別知能ランキングで常に上位に位置するシェパードですが、その賢さは単なる従順さとは異なります

シェパードは人間の言葉を単語として記憶するだけでなく、文脈や状況、飼い主の微細な感情変化を読み取る能力に長けています。

特定単語への過剰反応

コストコという単語を聞いただけで興奮する個体の報告があります。

これは、コストコという音響刺激が、車に乗れる、外出できる、おやつが買ってもらえるかもしれないといった一連のポジティブな未来事象と強固に結びついて記憶されていることを示しています。

逆に、病院や留守番を意味する気配や準備動作に対しても敏感に反応し、先回りして隠れたり、阻止しようとしたりする行動が見られます。

飼い主がバッグを持っただけで不安そうな顔をする、靴を履く音で散歩の時間だと理解するなど、日常の些細な動作から飼い主の意図を読み取ります。

証拠隠滅を図るマキャベリ的知能

特筆すべきは、自身の行動がもたらす結果を予測し、環境を操作する能力です。

監視カメラの存在に気づいたシェパードが、いたずらを行う前にぬいぐるみをカメラの前に置いて視界を遮った事例は、犬が自分が監視されていることを認識し、さらに視界を遮れば証拠が残らないという因果関係を理解していることを示唆する極めて高度な事例です。

このように、シェパードの賢さは時に飼い主の意図を裏かく悪知恵として発揮される場合があり、飼い主には犬以上の知恵比べが求められます。

子犬時代は怖いもの知らず…本能むき出しで突進

子犬期のシェパードは、その愛らしい外見とは裏腹に、破壊的なエネルギーの塊です。

特に生後3ヶ月から6ヶ月にかけては、歯の生え変わりと高い狩猟本能が結びつき、動くものすべてを甘噛みする傾向が強くなります。

海外ではこの時期のシェパードをランドシャーク、つまり陸のサメと呼ぶほどです。

飼い主の手足、ズボンの裾、家具、カーテン、あらゆるものが噛む対象になります。

若年期の物理的な問題行動

1歳前後の若年期には、身体能力が成犬並みになる一方で、精神的な自制心が未発達なため、以下のような物理的な問題行動が顕著になります。

  • ケージからの脱走(鍵を開ける知能がある)
  • リードを引きちぎる
  • 庭のフェンスを飛び越える
  • 室内での暴走(興奮が抑えられない)

この時期を乗り越えるためには、一貫したトレーニングと十分な運動量の確保が不可欠です。

適切な対応をしないと、成犬になっても問題行動が残る可能性があります。

寝るときの安心しきった顔とのギャップがたまらない

適切な運動とトレーニングを経て成犬になると、室内では驚くほど静かになる個体が多くなります。

リラックス時には、四肢を完全に脱力させ、仰向けになって無防備に眠る姿、通称ヘソ天が見られます。

この姿は、彼らが本来持つ高い警戒心を完全に解除できる唯一の場所が、信頼する飼い主の傍らであることを象徴しています。

外では凛々しく他人を警戒するシェパードが、家では完全に気を抜いてだらしない姿で眠る。

このギャップこそが、飼い主だけが見られる特権であり、シェパードの魅力の核心部分です。

遊びたいアピールが激しい…おもちゃを持ってくる執念

シェパードは作業意欲が非常に高い犬種です。

そのため、遊びたい時のアピールは執念に近いレベルで続きます。お気に入りのボールやぬいぐるみを口にくわえて飼い主の前に持ってきて、じっと見つめる。

投げてもらうと全力で追いかけ、また持ってくる。この繰り返しを延々と要求します。

飼い主が疲れて投げるのをやめても、諦めずに何度も持ってきます。

時には飼い主の膝におもちゃを乗せる、鼻先で突く、前足でちょんちょんとタッチするなど、あの手この手で遊びを催促してきます。

この健気なアピールに負けて、結局また遊んでしまうのが飼い主の日常です。

シェパードあるある【飼育・生活編】|日常の困りごと全部盛り

抜け毛が尋常じゃない…掃除機は毎日必須

ジャーマンシェパードをもじってジャーマンシェッダー、つまりドイツの毛を撒き散らすものと呼ばれるほど、抜け毛の量は凄まじいレベルです。

シェパードはダブルコート構造を持つため、年に2回の換毛期だけでなく、通年で毛が抜け続けます。

換毛期の恐怖

春と秋の換毛期には、アンダーコート(下毛)がごっそりと抜け落ちます。

ブラッシングでスーパーの袋がいっぱいになる量の毛が毎日抜けるため、ブラッシングは毎日の義務となります。

  • 黒い服を着ることが困難になる
  • ロボット掃除機のダストボックスが数十分で満杯
  • キャニスター掃除機のフィルターが頻繁に詰まる
  • 部屋の隅に毛玉が転がる
  • 車のシートが毛だらけになる

抜け毛を放置すると皮膚病の原因となるため、毎日のブラッシングは愛犬の健康維持のためにも不可欠です。

掃除の手間を惜しむなら、シェパードの飼育は諦めるべきです。

力が強すぎて散歩で引きずられそうになる

体重40キロの筋肉質の獣が本気を出した際の物理的エネルギーは、成人男性の体力をも凌駕します。

散歩時の制御は単なるマナーの問題ではなく、飼い主自身の安全に関わる重大事項です。

シェパードの首の筋肉は強靭であり、興奮時にリードを引っ張る力は、瞬間的に数十キログラム重に達します。

猫や他の犬を見つけた瞬間の突進により、飼い主が転倒し、骨折や肩の脱臼を負う事故は珍しくありません。

また、指にリードを巻き付けていた場合、指切断や複雑骨折のリスクもあります。

制御には技術が必要

力で対抗しようとすると、犬は対立反射によりさらに強く引こうとするため、悪循環に陥ります。

散歩を成立させるためには、腕力ではなく物理学と心理学を用いた制御が必要です。

  • リードを持つ手をへその前に固定し、体重全体で受け止める
  • 犬が前に出ようとした瞬間、無言で180度ターンする
  • ジェントルリーダーや引っ張り防止用ハーネスの使用
  • 根本的な服従訓練(ヒールウォーク)の実施

これらの技術を習得しないまま散歩を続けると、飼い主が怪我をするリスクが高まります。

プロのドッグトレーナーによる訓練を強く推奨します。

運動量が半端ない…1日2時間の散歩でも足りない

シェパードはトロッター、つまり速歩で長距離を移動する犬としての身体構造を持ちます。

そのため、ゆっくりとした散歩だけではエネルギーを発散しきれず、ストレスが蓄積します。

自転車並走やフリスビー、アジリティといった高強度の運動に加え、待てや探せといったコマンドを用いた脳のトレーニングを組み合わせる必要があります。

これが不足すると、自傷行為(自分の尾を噛む等)や破壊活動に直結します。

雨の日も風の日も、毎日2時間の散歩を確保できる体力と時間がない場合、シェパードの飼育は困難です。

体が大きすぎて車の後部座席がパンパン

シェパードとの生活は、所有する車種をも限定します。

安全輸送のためにはLLまたはXLサイズのクレート(幅60cm×奥行90cm×高さ70cm程度)が必要となります。

このサイズのクレートを積載可能なのは、ステーションワゴン、ミニバン、大型SUVに限られます。

軽自動車やコンパクトカーでは、後部座席をすべて倒しても積載困難な場合があり、家族旅行の際は人間の荷物スペースが犠牲になります。

車選びの基準が人間の快適性より犬の居住性が優先されるのは、シェパード飼い主あるあるの代表例です。

食費がかさむ…1ヶ月のフード代が軽く1万円超え

シェパードの生涯飼育費用は、小型犬のそれと比較して3倍から5倍の規模となります。

特に食費は毎月の固定費として家計を圧迫します。

プレミアムフードを与える場合、月12キロから15キロを消費するため、月額1.5万から2.5万円、年間18万から30万円のフード代が必要です。

これは13年の生涯で約230万から390万円に達します。

安価なフードに切り替える選択肢もありますが、大型犬は関節疾患や消化器系のトラブルを抱えやすいため、質の高いフードを選ぶことが長期的な健康維持とコスト削減に繋がります。

警戒心から宅配便の度に吠える…ご近所への申し訳なさ

シェパードの防衛本能は、自宅への来訪者に対して強く発動します。

宅配便の配達員、郵便配達、ガスの検針員など、テリトリーに近づく部外者に対して低音で警告の吠え声を発します。

この吠え声は小型犬の甲高い声とは異なり、重低音で響くため、近隣住民への影響が大きくなります。

集合住宅や住宅密集地では、ご近所への申し訳なさと常に向き合うことになります。

防音対策や、来客時の事前トレーニング(静かにするコマンドの徹底)が必要ですが、完全に吠えさせないようにすることは困難です。

近隣への菓子折りを持参して挨拶回りをする飼い主も少なくありません。

トリミング代が高い…大型犬料金で毎回驚く

シェパードは基本的にトリミングが不要な犬種ですが、シャンプーやブラッシング、爪切りなどのケアをサロンに依頼する場合、大型犬料金が適用され、1回1万円前後の費用がかかります。

さらに抜け毛の多い時期には、追加料金が発生することもあります。

年間12回利用すれば、年間12万円のコストとなります。

自宅でシャンプーを行う選択肢もありますが、40キロの犬を浴室で洗い、乾かす作業は重労働であり、腰痛の原因にもなります。

夏場のエアコン代がバカにならない…熱中症が怖い

シェパード、特に長毛種やダブルコートの個体は、日本の高温多湿な気候に極めて弱い犬種です。

夏場(5月から10月)は24時間のエアコン稼働が生命維持に必須であり、電気代は通常家庭より月額5,000円から15,000円程度上昇します。

設定温度は人間には寒いレベル(22度から24度程度)にする必要があり、飼い主が寒さを感じながら過ごすことになります。

エアコン代の請求書を見るのが怖いというのは、シェパード飼い主の共通の悩みです。

熱中症は命に関わるため、電気代をケチることはできません。

夏場の電気代が家計を圧迫することを覚悟する必要があります。

シェパードあるある【飼い主の本音編】|愛おしいけど正直キツイ瞬間

旅行に行けない…ペットホテルも大型犬NGが多い

シェパードを飼うということは、旅行や出張、飼い主の入院時における預け先の確保が困難を極めることを意味します。

一般的なペットホテルでは、ケージに入りきらない、あるいはスタッフが扱いきれないという理由で断られるケースが多くなります。

受け入れ可能な施設であっても、大型犬料金は1泊8,000円から15,000円と高額になります。

家族旅行を計画する際は、必ず犬も一緒に行ける場所に限定されるか、信頼できる知人に預けるしかありません。

気軽に旅行に行けないというのは、シェパード飼い主が最も実感する制約の一つです。

病気の治療費が高額…体が大きいと薬代も倍

大型犬の医療費は、体重に比例して高額化します。

薬の投与量は体重ベースで計算されるため、小型犬の2倍から3倍の薬代がかかります。

手術が必要な場合は、麻酔量も増え、手術費用は50万円を超えることも珍しくありません。

シェパードは遺伝的に股関節形成不全や変性性脊髄症のリスクが高い犬種であり、これらの治療には長期的な投薬や手術、リハビリが必要となります。

ペット保険に加入していても、大型犬は保険料が高く、補償範囲も限定的です。

突発的な怪我や病気に備えて、常に医療費の積立をしておく必要があります。

月1万円を積み立てても、年間12万円、13年で156万円です。

老犬介護の覚悟…30kg超えの寝たきりを想像すると不安

シェパードの晩年は、大型犬特有の重い介護負担を伴うケースが多くなります。

30キロから40キロの犬が寝たきりになった場合、排泄、食事、寝返り(床ずれ防止)の全てに介助が必要となります。

股関節形成不全と変性性脊髄症

後ろ足の麻痺から始まり、徐々に自力歩行が困難になります。

変性性脊髄症の場合、痛みはないが進行性の麻痺が前肢に及び、最終的には呼吸不全に至ります。

特に排泄時に腰を持ち上げる動作は、飼い主の腰痛の主要因となります。

歩行補助のために犬用車椅子を導入する場合、既製品で数万円、オーダーメイドや輸入品では10万から20万円の費用がかかります。

オムツと衛生管理

寝たきりや失禁が始まった際の衛生管理は壮絶です。

犬用の3Lサイズ等の特大オムツが必要ですが、1枚単価が高く(100円以上)、流通量も少ないため、人間用の大人用オムツに尻尾の穴を開けて代用する工夫が一般的に行われています。

オムツから漏れた尿や便により、大型のベッドやマットを頻繁に洗濯する必要が生じ、コインランドリー(ペット専用)への往復が日課となります。

賃貸探しが地獄…大型犬OKの物件がほぼない

日本国内において、シェパードを飼育することは、数多くの社会的障壁と戦うことを意味します。

賃貸住宅市場において、大型犬飼育のハードルは極めて高く、ペット可物件全体の数%未満です。

さらに、ゴールデンレトリバーは可だが、シェパードやドーベルマンは不可とする管理規約を持つ物件も多く存在します。

これは攻撃性や近隣住民への威圧感に対する偏見に基づくものです。

理想的には庭付きの戸建てですが、実際には室内飼育が推奨されます。

番犬として庭に繋ぐ飼い方は、精神的ストレスから無駄吠えや攻撃性を助長するため、必要なのは広い庭よりも十分な散歩時間を確保できる環境と室内での十分な居住スペースです。

物件探しは就職活動より過酷と言われるほど、不動産屋で門前払いされ続け、ようやく見つけた物件は古いか遠いかのどちらかです。

他人から怖がられる…危険な犬と決めつけられる辛さ

シェパードの飼い主は、常に周囲の視線に晒されます。

散歩中、対向者が道を避ける、子供を背後に隠すといった反応は日常茶飯事です。

実際には温厚な性格であっても、立ち耳と鋭い顔つきから凶暴、咬むと決めつけられます

ドッグランに入場した瞬間、小型犬の飼い主たちが犬を抱き上げて退場するといったモーゼの十戒現象が発生しやすく、肩身の狭い思いをすることがあります。

どれだけ適切にトレーニングし、社会化させても、外見だけで判断されてしまう辛さは、シェパード飼い主が常に向き合う現実です。

寿命が短い…10年前後で別れが来る覚悟

シェパードの平均寿命は9歳から13歳、平均すると11.3歳程度とされています。

小型犬が15歳以上生きることも珍しくない中、大型犬であるシェパードとの時間は驚くほど短いのが現実です。

子犬から飼い始めて、ようやく落ち着いたと思ったら、もう老犬の入り口に差し掛かっています。

7歳を過ぎれば既にシニア期に入り、体力の衰えや病気のリスクが高まります。

強くて賢いシェパードが衰弱していく姿を見ることは、飼い主にとって耐え難い精神的苦痛となります。

しかし、この過酷な介護期間こそが、長年の忠誠に対する恩返しの時間でもあり、飼い主と犬の絆が試される最終局面となります。

それでもシェパードを飼う価値はある|後悔しない覚悟の決め方

あるあるを全部受け入れられるか自問自答してみる

ここまで紹介した20のあるあるは、すべて現実に起こることであり、一つも例外はありません

抜け毛、散歩の大変さ、食費、医療費、老犬介護、社会的偏見。これらすべてを受け入れる覚悟がなければ、シェパードを飼うべきではありません。

以下の質問に、すべて正直にYESと答えられるか自問自答してください。

  • 毎日2時間の散歩を、雨の日も風の日も13年間続けられるか
  • 年間50万円以上の飼育費用を、生涯にわたって捻出できるか
  • 部屋中が毛だらけになる生活に耐えられるか
  • 旅行や外出の自由を諦められるか
  • 賃貸探しで苦労することを受け入れられるか
  • 周囲から怖がられることに耐えられるか
  • 30キロ超えの寝たきり介護を覚悟できるか
  • 10年前後で別れが来ることを受け入れられるか

一つでもNOがあるなら、飼育を見送るべきです。

かわいいという感情だけでは、シェパードとの生活は成立しません。

シェパードは飼いやすい犬ではない…それでもいいか

シェパードは賢く、訓練性が高く、飼い主への忠誠心が強い犬種です。

しかし、飼いやすい犬では決してありません

むしろ、飼育難易度は最高レベルと言えます。

賢いがゆえに飼い主を試す、体が大きいがゆえに制御が困難、忠誠心が強いがゆえに他人を警戒する。

これらの特性は、適切なトレーニングと社会化がなければ、問題行動に直結します。

初めて犬を飼う人、体力に自信がない人、経済的余裕がない人には、シェパードの飼育は推奨できません。

それでも飼いたいという強い意志と覚悟があるなら、次のステップに進んでください。

経済的・体力的・時間的余裕があるかチェック

シェパードを飼うためには、以下の3つの余裕がすべて揃っている必要があります。

経済的余裕

  • 初期費用(購入費用、サークル、クレート等):30万から50万円
  • 年間飼育費用:50万から70万円
  • 生涯費用:700万円超
  • 緊急時の医療費:常に50万円程度の余裕が必要

体力的余裕

  • 毎日2時間の散歩を13年間継続できる体力
  • 40キロの犬を制御できる筋力
  • 老犬介護に耐えられる体力

時間的余裕

  • 散歩:1日2時間
  • ブラッシング:1日30分
  • トレーニング・遊び:1日30分
  • 合計:1日3時間以上

これらの余裕がすべて揃っていない場合、シェパードの飼育は困難です。

無理をして飼い始めても、犬も飼い主も不幸になります。

最後まで責任を持てるか…この問いにYESと言えるなら

最後の質問です。

シェパードを13年間、どんな困難があっても最後まで責任を持って飼い続けることができますか

引っ越し、転職、結婚、出産、親の介護。人生にはさまざまなライフイベントが発生します。

それでもシェパードを手放さず、最期まで看取る覚悟がありますか。

この問いにYESと即答できるなら、あなたにはシェパードを飼う資格があります。

これまで述べてきた厳しい現実をすべて理解した上で、それでもシェパードと暮らしたいと思えるなら、その覚悟は本物です。

シェパードは、飼い主に対して体力、知力、経済力、そして精神的な強靭さのすべてを要求する犬種です。

しかし、これらの厳しい条件をクリアした飼い主だけが、シェパードが見せる甘えん坊で、賢く、生涯をかけて自分だけを愛してくれるという奇跡のようなパートナーシップを享受することができます。

シェパードの値段と生涯費用についてさらに詳しく知りたい方は、シェパードの値段相場と生涯費用を全公開|安く買うより大事なことも併せてご覧ください。

シェパードと暮らす覚悟を決めたあなたへ…本音で伝える15のメッセージ

  • 警察犬のイメージとは裏腹に、家では甘えん坊で寝かしつけを要求するほど依存的
  • 家族への忠誠心が強すぎて他人を警戒し、宅配便の度に吠えるのは日常茶飯事
  • 知能が高すぎて飼い主の行動を先読みし、時には証拠隠滅まで図る賢さ
  • 子犬期はランドシャークと呼ばれるほど甘噛みが激しく、破壊的なエネルギーの塊
  • 抜け毛は尋常ではなく、換毛期にはブラッシングで袋いっぱいの毛が毎日抜ける
  • 40キロの力で引っ張られ、散歩中の制御には専門的な技術が必要
  • 1日2時間の散歩は最低ラインで、早歩きやジョギングなど高強度の運動が必須
  • XLサイズのクレートが必要で、軽自動車では積載不可能、車選びが犬中心になる
  • 月1.5万から2.5万円のフード代に加え、生涯で700万円超の費用が必要
  • 夏場は24時間エアコン稼働が生命維持に必須で、電気代が月5,000円以上増加
  • ペットホテルは大型犬NGが多く、旅行や出張時の預け先確保が困難
  • 体重比例で薬代が2〜3倍になり、手術費用は50万円を超えることも
  • 30キロ超えの寝たきり介護は壮絶で、オムツ代や洗濯の手間が飼い主の負担に
  • 賃貸物件はペット可の数%未満しか大型犬OKがなく、住宅探しが就活より過酷
  • 平均寿命9〜13歳と短く、別れが早いことを受け入れる精神的覚悟が必要
  • すべての困難を受け入れてなお、シェパードとの絆は何物にも代えがたい宝物になる

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